T18N-N11

■日経・原真子の高橋インタ(その2)

――焦りはあるか。
「全くない。世界選手権の優勝を目指すのなら、やるんじゃなかったと後悔しただろうが、そうではない。
冷静に考えてそれは無理だし、12月の全日本選手権のフリーで最終グループで滑ることを目指しているので」

「むしろ、自分で決めた現役復帰だから全てに前向き。絶対にしない、と決めていた料理まで始めた。スープで豊富に野菜をとり、肉を焼き、ごはんを炊き、あと野菜を使った料理を1品つけるだけ。
味付けに失敗することもあるが、外食や出前ばかりだったときに比べて体重は3~4キロ、体脂肪も4~5%は下がった」

――ショートプログラム(SP)はデービッド・ウィルソン氏による「シェルタリングスカイ」、フリーのプログラムはブノワ・リショー氏による「ペール・グリーン・ゴースト」。どのように決めたのか。
「今までは昨季がこんな感じだったから、今季はこうしようという感じで決めていたけれど、ブランクが余りに長くてどうしていいかわからなかった。
デービッドには1回しかプログラムをつくってもらったことがなかったものの、昨季の三原舞依ちゃん(シスメックス)のフリーがすてきだったので決めた。まさに僕なら選びそうな曲を選んできた。あまりに僕らしい曲なので面白さを感じてもらえるのかわからない」

「ブノワからはつくりたい、というオファーをいただいていたし、昨季の坂本花織ちゃん(シスメックス)のプログラムを見て、もしかしたらいい作用がでるかもしれないと思った。
これは全く今までの僕のイメージと違う。これもどう評価されるのか、試合をやってみないとわからない」

  • 最終更新:2018-12-15 14:05:58

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