T18N-N13

■日経・原真子の高橋インタ(その4/最後)

「14年の引退宣言は後悔していない。その前の2年間、故障が重なり、ほかにもいろいろなことが重なって自分のパフォーマンスができなくなっていた。
後輩が伸びてきて抜かされるようにもなった。勝ちたいのに勝てない。精神的にきつくてスケートが嫌になっていた。
まだ現役を続けたいという自分に気づいていたけれど、頑張りたくても頑張れない自分がいるのもわかっていた」

「4年間、スケートと距離を置いたことで、自分の軸はスケートということが見えてきた。スケートという軸があるからこそ、ほかの仕事もできる。
長く続けることが大事だから、無理はしない。お酒も毎日、少し楽しんでいるし、たまにはガッツリ息抜きもする」

――世界のフィギュア界には結果を求めるのではなく、自己表現の場として試合に出ている選手がいる。

「近いといえば近いかもしれない。今はスケートが楽しい。楽しすぎて罪悪感を感じるほど
こんなに楽しいのは10年ぶりくらい。滑ることができる限り、最高のパフォーマンスをいろんな場所で見せていきたい」

  • 最終更新:2018-12-15 14:07:08

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